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「■ 刀剣乱舞 短編」
▼ 燭一

【燭一】あなただけがすき

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※お付き合い始めたばかりの燭一


胸に広がる暖かい気持ち。
たまには、それに甘えてもいいのでしょうか……。



薄暗くなった廊下では、自分に気付く者はいない。
皆が部屋で就寝を取る少し前の刻。
そんな宵の闇を燭台切は歩いていた。
目的地である人物の部屋の前で歩みを止める。
部屋の主は一期一振。
最近、想いが通じ合い恋人という仲になった人物だ。
本日部屋に行くと約束していたので、部屋の灯りは点いている。
少し驚かせてやろうか、と燭台切が襖に手をかけ開く…、と。

「一期くん……」

机の上に積まれた本の数々。
開いている帳簿は書き込んでいる途中で止まっている。
机の空いたスペースに突っ伏した姿で一期は眠っているようだった。

「お仕事頑張り過ぎだよ、一期くん」

ふわりと燭台切の手が一期の髪に触れる。
自分と違い、色素の薄い蒼緑色でさらさらとした髪は手からするすると抜けていく。
綺麗な髪を梳くが、一期が目覚める様子は無い。
燭台切は柔らかく微笑むと、一期の横に腰掛ける。
春になってきたとはいえ、このままでは肌寒いだろうと自分が来ていた上着を彼の肩にかけた。
そしてそっと、その白くて柔らかい頬を指で撫でてやった。

「……頑張るのもいいけど、身体を大切にね」

聞こえてないだろうけど、と苦笑しながら一期に告げる。
約束していた時間を回ってしまったが、そんな事は気にならなかった。
たまには、こんなのも悪くないなとそう思いながら。



■■■■



「……ん……」

まどろんでいた意識が徐々に覚醒へと向かっていく。
そういえば主様に頼まれてた書類を纏めていたな……とぼんやりと一期は考える。

「(え……?)」

ふと自分を見れば、見慣れた上着がかけられていて。

「(この上着は……!?)」

この上着の持ち主が浮かんだ瞬間、隣を見るとその本人が居たものだから一期は心臓が飛びあがる程驚いた。

「み、……光忠さん!?」
「よく寝てたね、一期くん。疲れてるんじゃない?」
「何故光忠さんがここに……。あ……!!や、約束……!」

時計を見て、約束の時間を大幅に超えてしまっている事に気付いたようで。
目に見えて申し訳無さそうに謝罪する一期。

「ほ、本当にすみません……!」
「いや、いいよ?可愛い寝顔も見れたし。こうして一緒にいられるだけで僕は満足だから」

ね?と微笑む燭台切に、更に一期は申し訳無い気持ちと恥ずかしい気持ちで一杯になっていた。
ただでさえ想いを寄せている燭台切に寝顔を見られたなんて……!!
恥ずかしすぎて、彼の顔が見れない。
目に見えて真っ赤になり謝罪を繰り返す一期に、燭台切はくすくすと笑った。

「ん、僕は気にしてないってば」
「で、でも……!何かしないと私が落ち着きません…!」
「んー、そんなに気にしなくてもいいのになぁ……。あ、じゃあ……僕に口付けしてくれるかな?」
「えっ!?」

にっこりと笑う燭台切の口から放たれた言葉に驚く一期。

「恋人だもの。大切で可愛くて仕方ない好きな子から、口付けが欲しいって思うのは当然の事じゃない?」

ね?と綺麗な笑顔で見つめてくる燭台切の顔を見れず、一期は真っ赤になって俯いた。
でも、自分のせいで今日の逢瀬が台無しになってしまった以上、拒否は出来ない。

自分の心臓の鼓動が五月蠅く感じる中、そっと燭台切の唇に自分のそれを重ねた。
それは酷く子供っぽい、拙い口付けだったけれど。

「一期くん、ありがとう」
「い、いえ……」
「偶にはこういうのもいいなぁ」
「も、もうこりごりですよ……」
「そっか……。一期くんの可愛い寝顔も見れるし、口付けも貰えるし、僕にとっては最高なんだけどなぁ」
「以後気を付けますっ!」

真っ赤になってしまっている一期の肩を抱き、くすくす笑う。
今まで見た事のない一期の反応が見れて、更に彼を好きになった。

「一期くん、好きだよ」
「っ……」

耳元で愛を囁く。
中々に自分にも恥ずかしいが、それ以上に可愛い恋人の反応が見れる。
それに気付いたのも付き合い始めてからだ。


これから、沢山の君を知って。
もっともっと、君の事を好きになる。
いつまでも君と一緒にいられますように。



* 終 *




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