スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←【燭一】風邪の特効薬 →【燭一】瑠璃(ラピスラズリ)の残り香
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



もくじ  3kaku_s_L.png ■ 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 【必読】About
総もくじ  3kaku_s_L.png ■ 刀剣乱舞 短編
総もくじ  3kaku_s_L.png ■ 刀剣乱舞 長編
総もくじ  3kaku_s_L.png ■ 戦国無双
もくじ  3kaku_s_L.png ■ オフライン
【【燭一】風邪の特効薬】へ  【【燭一】瑠璃(ラピスラズリ)の残り香】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「■ 刀剣乱舞 短編」
▼ 燭一

【燭一】黄玉(トパーズ)の蜜事【R18】

 ←【燭一】風邪の特効薬 →【燭一】瑠璃(ラピスラズリ)の残り香

*燭一初夜*
*R18!*



春の風薫る、本丸。
桜の木々から雪のように舞う花弁。
満月の月夜に、舞う花弁は静かながら幻想的な空気を纏っていた。




⇒ Side:燭台切光忠


夜の帳降りし満月の闇夜に、静かに響く虫の声。
皆が各々の部屋で休む中で、僕は静かに廊下を歩いていた。
目的の場所の前まで到着すると、軽くとんとん、と襖を叩く。
彼に事前に向かう事は伝えていた為、近寄ってくる音と、彼の影。
それだけで僕は頬が緩むのを感じた。

「(流石に僕、今凄くカッコ悪い顔してるだろうなぁ……)」

緩む頬を引き締め、一息吐く。
ゆっくりと襖が開かれ、柔らかな笑みを浮かべた一期くんがいた。

「燭台切さん、いらっしゃいませ」
「うん、ありがとう。一期くん、これあげる」
「え?」

目をぱちぱちさせている一期くんに、僕は持っていた小さな百合の花を渡す。
主さんに連れられて万屋に向かった帰りに、偶々目に入った花屋の百合の花が凄く綺麗に見えて。
一期くんにあげたら、喜んでくれるかなと思ったんだ。

「綺麗……。ありがとうございます、燭台切さん」

一期くんは嬉しそうに花束に顔を埋めて、匂いを嗅いでいる。
僕的には一期くんの方が綺麗だと思うんだけどなぁ。
お酒のご用意をしていますよ、と言ってくれる一期くん。
僕は、一期くんと色々あってお付き合いするようになった。

まぁ、僕から告白したんだけど。
だって、好きになったらやっぱお付き合いしたいって思うよね?
主さんからは、凄くからかわれたなぁ。
そんな事を考えながら、部屋の中に案内してくれる一期くんを見る。
僕は今、凄く幸せだよ。




⇒ Side:一期一振


燭台切さんから頂いた百合の花を花瓶に入れ、見つめる。
百合特有の甘い香りが、ふわりと花をくすぐった。
今、燭台切さんは入浴中だ。
燭台切さんから告白を受けた日の事は、今でも忘れられない。
何度目かの、一緒に月を見ながら談笑していた時。
少し緊張していたようだった燭台切さんが不思議だった。
もしかしたら具合でも悪いのかもしれない、と思い燭台切さんに聞いた。
 
「燭台切さん、どうしたのですか?何か悩み事でも……?」
「あー……。その、さ……」
「……?」

燭台切さんが、このようにどもる事はあまりない。
だから、何か悩み事でもあるのかと思って心配になった。
だけど彼から告げられた次の言葉に、私は頭の中が真っ白になった。

「あのね、僕……、一期くんの事が好きなんだ」

僕と、付き合って下さい。
告げられた言葉を理解するまでに時間がかかった。
脳がその言葉を理解した後、顔が熱くなるのを感じた。
そして、胸の中に広がるのは暖かい気持ち。
無言でいる私に、燭台切さんは不安な様子を隠せない様子だった。

「……宜しく、お願いします……」

顔が真っ赤であろう私から出た言葉は、とても小さかった。
でもその言葉は燭台切さんの耳に届いたらしい。
彼は、驚いたように私を見つめていた。
燭台切さんと視線を合わせるだけで、胸がどきどきした。
彼の雰囲気、全てを包んでくれるようなその包容力と、暖かさ。
全てが心地良くて、彼と一緒にいるだけで安心出来た。
そんな彼に惹かれるのは、時間がかからなかった。
だけど、自分から燭台切さんに好きだと言える訳が無くて。
だから、この想いは胸に秘めておくつもりだった。
一緒に話して貰えるだけで、幸せだったのに……。
 
「ありがとう……、凄く、嬉しいよ……」

くしゃっと笑う燭台切さんはいつもの笑みでは無く、どこと無く泣きそうで。
その後に一度だけした口付けは、稚児のような拙いものだったけれど強く記憶に残っている。





⇒ Side:燭台切光忠


僕が湯浴みを終えた後、入れ替わるように一期くんが湯浴みに向かった。 
視界に入った、百合の花を見る。
一期くんと交際を始めて大分経つけれど、まだ一期くんとは口付けしか出来ていなかった。
勿論手も繋いだりしたけれど、口付けはまだ数回。
一期くんは大人しくて照れ屋で控えめだし、あまり口付けばっかりすると軽い男に見られて印象を悪くするかなと思ったんだ。
情事なんて、もってのほか。
いや、僕も男だから勿論したいんだけど。
大好きで可愛い恋人といたら、そういう気持ちになるのは当然の事だよね。
だけど恋人関係になって気付いたのは、一期くんはこういう恋人同士の触れ合いに全然慣れていないって事。
手を繋いだ時でさえも、真っ赤になってたし。
そんな一期くんだから、舌を絡ませるような深い口付けをしたいとか身体を重ねたいとか言える訳が無かった。
口付けもいい感じの空気に持っていって、一期くんにお伺いをして唇にそっと触れる程度のものだ。
そんな僕の地道な努力もあって、ようやく一期くんも手を繋いだり、触れるだけの口付けや抱擁も慣れてきたみたいで。
だから、次の工程に進もうと思ったんだ。
でも、強制はしない。
だって、一期くんが一番大事だから。
一期くんは、百合みたいな人だと思う。
煌びやかな見た目に反して、真面目で清楚。そして控えめ。
だけど、強く抱き締めたら折れてしまいそうな儚さや脆さもあった。
だから、守ってあげたいし、甘えて貰いたかったし、支えてあげたかった。
そっと、百合の花に触れる。
清楚で、純粋な白い花弁。それが一期くんに重なった。
遠くから、廊下を歩く足音がする。
一期くんが湯浴みから出て戻ってきたようだ。
僕は、大きく鳴り始めた心音を感じつつ大きく深呼吸をした。




⇒ Side:一期一振


酒を準備しながら、私は燭台切さんを見つめる。
いつも綺麗に整えられている黒髪も、湯浴み後の為か艶やかに濡れていた。

「燭台切さん、酒はいかがですか」
「いいのかい?ありがとう」

柔らかく微笑んだ燭台切さんは、座っていた場所を少し移動し座る。
先程まで座っていた場所を移動するのは、どうしてだろうか。
私が動かないのを見た燭台切さんは、「隣、座ってくれないの?」と聞いてきた。
わざわざ隣を空けてくれた事に礼を言い、隣に座った。
机に置かれた二つの杯。
暫く、互いに無言で見事に輝く月に視線を向けていた。

「ねぇ一期くん」
「はい……?」

燭台切さんが私を見る。
どこと無く真剣な空気を感じ取り、私は燭台切さんに視線を向けた。
燭台切さんは私の手を取り、その大きな手で包み込んでくれた。

「僕、一期くんの事が好きだよ」
「、……はい……」
「……好きだから、いっぱい口付けもしたいし触りたいし、もっと先の事もしたいって思ってる」
「っ……、」
「こうやっていっぱい触れ合っていたいんだ。……だけど、一期くんの気持ちの方が大切だから。嫌だったら、言って欲しい」
「燭台切、さん……」

困ったように笑う燭台切さん。
彼が、言葉を選んでくれているのは痛いほど分かった。
彼が、本当はどうしたいのか……。私も薄らと感づいてはいた。
触れ合うだけの口付けと、軽い抱擁、そして手を繋ぐ事。ずっとこれだけだった。
恋仲になって暫く経つが、一般的な恋愛から考えるとあまりにも進展が無いと言えるのではないか。
私がそういう事に慣れていないのを燭台切さんは感じ取ってくれていたのだろう、決して強要はしてこなかった。
燭台切さんは本当はずっと、次に進みたかったのだろう。
それを考えたら、いつまでも彼の優しさに甘えている訳にはいかなかった。
私には、ただ勇気が無かっただけだったのに。

「……嫌じゃ、ない、です……」

本当は私も、もっと沢山彼に愛して欲しかった。もっと触れて欲しかった。
もし、そんな事を言って彼に嫌がられたら、とか軽蔑されたら、と思い言う勇気が無かっただけ。
そんな自分に言い訳をして、ずっと彼に甘えていた。
彼が、全て与えてくれていたから。
私は、燭台切さんの唇に自分の唇を重ねる。
初めて自分からした口付けは、酷く拙いものだったけれど。

「一期、くん……」
「……」

そっと引き寄せられ、抱き締められる。
私も燭台切さんの背中に手を回した。
吐息が触れる程の至近距離で見詰め合う。
恥ずかしいけれど、視線は逸らさなかった。

「ねぇ一期くん。光忠って、呼んでくれないかな」
「っ……」
「嫌?」
「……嫌、じゃ……ない、です……」

燭台切さんからちゅ、と触れるだけの口付けをされる。
どうしよう、凄く心地良い。
 
「……み、……光忠……、さん……」
「ありがとう……。よく出来ました」

優しく頭を撫でてくれる燭台切さん。
彼の顔が凄く嬉しそうで、恥ずかしかったけれど私は彼の笑顔が見れて幸せだった。




⇒ Side:燭台切光忠


まずは、一つ目の課題は完了。
やっぱり恋人だから、一期くんには光忠と呼んで欲しかったんだ。
一期くんは顔を真っ赤にして、こっちを窺うように見つめている。
小動物みたいで可愛らしいと思う。
何度か触れるだけの口付けをしている内に、別の気持ちがむくむくと沸き上がってきた。
あー……、彼に、触れたい。……一期くんを抱きたい。
でも流石にそれは無理だろうなと思う。
ゆっくりと、でいい。彼に、負担をかけたくないから。

「もう夜も遅い。そろそろ僕は部屋に戻るよ」
「え……?」

一期くんの声がどこか残念そうに聞こえたのは、僕の都合のいい錯覚だろうか。

「光忠さん……、よろしかったら……一緒に、寝ませんか?」
「……は?」

……まさか、一期くんの口からそんな言葉が出るとは思わなかったんだけど。
僕が固まっていると、一期くんも自分の言った言葉に気付いたらしく真っ赤になった。

「え、いや、あの……その……!」

どうしよう。凄く、可愛い。

「いいの?」

慌てている一期くんを抱き寄せて、聞いてみる。
一期くんはこくり、と頷いた。
まさか一期くんからそんな事を言って貰えるとは思わなかったなぁ。
嬉しくなって、頬に口付けをしたら一期くんの顔がまた赤くなった。
幸せすぎて僕はきっと、顔が酷い事になってるんだろうなぁ。
二人で敷かれた布団に入り込む。
白い敷き布団に手を触れると、さらりとした感触が手を撫でた。
布団の傍に置かれている灯りだけが、今僕達を照らしている。
布団の中に潜り込み、一期くんを引き寄せた。
一期くんの、息を呑む音が聞こえた。

「一期くん、ドキドキしてる?」
「……、はい……」
「僕も、ドキドキしてる」

凄く余裕のない思春期の子供みたいな自分が恥ずかしいけれど、一期くんもこれ以上無い程に緊張しているみたいだ。

「今日は、こうやって寄り添って寝ようか」
「!……は、はい……」
 
寝る、を強調して言ったつもりけどまだ緊張してるみたい。
もしかして、夜伽とかと思っていたのかな?
 
「今日はぎゅってして寝るだけだから。……夜伽はまた今度、ね?」

そう言ったら、一期くんは物凄く真っ赤になって俯いた。
う~ん、当たりだったみたい。でも、嫌がってるようには見えないな。
これは、次回勝算あるかも。
僕は嬉しくなって、一期くんをぎゅっと更に強く抱き締めた。

「ねぇ、一期くん……。口付けしていいかな?」
「はい……」

ちゅっと口付けをする。一期くんの唇はとても柔らかい。
何度か口付けするうちに、少しだけ深い口付けがしたくなった。
唇を舐めると、一期くんは驚いたみたいで逃げようとしたけれど腰に手を回して逃げられないようにする。
薄く開いた口の中に舌を入れ込んで、柔らかい口中をじっくりと堪能した。
一期くんは、顔を真っ赤にしてぎゅっと目を瞑っていた。
彼を怖がらせないように、優しく。
空いた片手は優しく頭を撫でて。
そうしたら一期くんも落ち着いてきたのか、ぎゅっと僕の服を握っていた手の力が緩んでくる。
気持ちいいのかな。頬は桜色で、うっとりしてきたように見えた。
ちゅ、ちゅく、と粘着質な音が互いの口元から鳴る。
う~ん……。なんか、そんな気分になってきた。
だけど一期くんにこれ以上求めるのは可哀想かなって思って、最後にちゅっと触れるだけの口付けをして離れた。
一期くんの目はうるうるしてて、頬は綺麗な桜色。

「(……凄く目に毒だ)」

ムラムラしてきた気持ちを落ち着かせようと、僕は一期くんを抱き寄せる。
一期くんからの抵抗は無かった。

「びっくりさせて、ごめんね」
「いえ……。大丈夫、です……」
「一期くん、好きだよ」
 
そっと口付けをすると、一期くんが小さくぽそぽそと話し出した。
何だろう?と思って耳を澄ませると。

「……私も、光忠さんの事……好き、です……」
「っ……!」

顔を真っ赤にしながら、好きって言われて動揺しない訳が無かった。
あまりにも一期くんが愛くて、彼をぎゅっと抱き締める。

「凄く、嬉しいよ。一期くん」

そう囁くと、「私も幸せです」と言われて、本当に嬉しかった。
今の僕の顔は、凄くだらしないんだろうなぁ。
皆には絶対見せられないな。
と、そんな事を考えていたら一期くんが僕を見上げていた。
何か言いたげな顔に、「どうしたの?」と聞くと。

「……光忠さん……、抱いて、下さい……」

蚊の鳴くほどの、小さな声。
抱いて欲しい。その言葉に、僕は反応出来なかった。
頬を染め、潤んだ瞳でじっと見つめられ、僕は自分をもう抑える事は出来なかった。




⇒ Side:燭台切光忠&一期一振


「一期くん……いい、の?」
「……はい……」
「もう、我慢できないから……このままで、いい?」

燭台切の言葉にじっと見つめたまま、一期はこくり、と頷く。
燭台切はそれを確認した瞬間、一期に口付ける。
一期も眼を閉じ、自分から舌を絡ませた。
何度も口付けをし、柔らかい口内を堪能しながら寝間着の釦を外していく。
長い口付けを終えた後、互いの口から銀糸が引いた。
釦を外し、露わになった白磁のような柔肌をじっくり眺める。
長い口付けに慣れていないのか、一期は頬を紅く染めたまま深く深呼吸していた。
薄くて白い胸が、呼吸でゆっくりと前後する。

「あっ……、はぁ……」

枕元の灯りだけが照らす薄暗い部屋の中、小さく上がる嬌声。
一期の鎖骨に散らされる赤い花弁。
初めての行為で緊張していると思われる一期を労わるように、燭台切は一期の頬や額に触れるだけの口付けを落とす。

「ん……、くすぐったい……」

一期はその口付けに擽ったそうに身を捩る。
燭台切はそんな一期を見て微笑むと、唇に自分の唇を重ねた。
互いに求めるような、深い口付け。
長い口付けが終わった後、潤んだ瞳で一期は燭台切を見上げる。

「一期くん……。触っていい……?」

肩で息をしながら、一期は頬を染め、こくりと頷く。
燭台切は一期の下肢に手をやり、下衣と下着をゆっくりと取り去った。
それにより、彼の白くて細い足が露になる。
その想像以上に細くて白い脚に、こくり、と燭台切の喉が鳴る。
誘われるようにその白い脚を撫でると、ぴくりと一期が反応した。
その内股に触れた時、指に感じる濡れた感触。
指についたそれを舐め取り、脚の付け根から、膝へと舌を滑らせた。

「ひゃ……、ぁん……!」

徐々に身体の中心へと近づいてくる舌に、一期は歓喜に震える。
刺激を待ちわびるように震えるそこに、燭台切は口付ける。
直接触れられる愛撫に、一期は背を逸らす。
舌と指で愛される感覚。
初めてという事で、丁寧に、怖くないようにと全身を手や舌、唇で愛撫してゆく。
愛撫を施す度に反応する一期が愛しくて堪らない。
だけど、一期を傷つけたくはないので丁寧に彼を高めていく。
自分も大概で限界に近いが、彼に痛い思いはさせたくないから。

「みつっ……光忠、さん……!」

一期は震える身体を押さえきれずにいた。
体中を触れる、愛しい人の手。
触れる彼の手の熱だけで、もう、感じてしまう。
けれど、自分がこういう色事に慣れていないのを気遣って、燭台切は丁寧に丁寧に高めてくる。
それが、嬉しいけれど甘い拷問のようで。
はしたない声が口から漏れ、彼に愛撫される自分の中心は蜜を零して止まらない。
頭の中が熱くて、とろとろに蕩けてしまいそうで。
一期の震える手が燭台切に伸ばされる。
その一期の行動に燭台切は愛撫する手を止め、その伸ばされた手を取る。

「一期くん……?」
「光忠さん……、もう……欲しい……!お願い……!」
「、一期くん……君は、本当に……」

僕を煽るのが上手だね、と熱っぽい吐息交じりの声で囁かれる。
その情欲を孕んだ声に、自分だけが感じている訳ではないと思い一期は嬉しく思う。
先端から零れた露はとろりと太股を伝い、一期の白い肌を更に扇情的に魅せる。
燭台切は一期の身体をうつ伏せにさせ、腰を高く上げさせた。

「凄く、綺麗な色をしているんだね」
「ぁ……、や、恥ずかし……」

彼に、己の恥部を全て見られているのを視線で感じる。
と、ゆっくりと双丘を割り開かれ濡れたものが秘所を撫でた。
くちゅ、と触れるものの正体を認識した時一期は、羞恥でおかしくなりそうになった。

「や、駄目、です……!そこ、舐め、ないでぇ……!」
「駄目だよ、ちゃんと解さないと」
「ぁん……、はぁ……!」

秘所は一期の雫で既に濡れそぼっていた為か、ひくひくと物欲しげに震えていた。
そこから口を離した燭台切は一期の先走りの露を手で掬い、そっと体内に続く秘所へ差し込んだ。
 
「んっ……!」
 
丁寧に慣らされた為か、比較的すんなりと一期の秘所は燭台切の指を飲み込む。
一期を怖がらせないように、気持ちよくなれるようにと燭台切はゆっくりと秘所を掻き混ぜる。
 
「一期くんの中は……温かくて、気持ち良いね……」
「は、はぁ、ぁん、あ……」
 
ナカを慣らしながら一期の感じる所をじっくり探る内、前立腺を見つける。
その部位に指が掠める度に、目の前の白い身体はぴくぴくと気持ち良さそうに悶えていた。
指から感じる一期の内壁は想像以上に柔らかく、燭台切の指を離さないように絡み付いてくる。
早くこの柔らかくてしっとりとしたナカに、自分の滾ったモノを入れ奥まで貫きたい。
美しい白百合のようなこの人を、自分だけのものにして善がり狂わせたい。
そんな衝動に駆られつつ、燭台切はゆっくりと指を一本二本と増やしていく。
 
「ひゃ……んぁ……、はぁ……ん……」
 
色っぽく喘ぐ一期の声は、燭台切の理性を削ぎ落としていく。
このまま欲望のままに、己のものでその華奢な身体を貫いてしまいたい。
きっと一期はそうしたとしても、何も文句は言わないだろう。
言わないからこそ、出来ないのだ。
誰よりも大切な、愛しい人だから。
そろそろ頃合と判断した燭台切は、一期の秘所から指を引き抜く。
名残惜しげに収縮する秘所と、一期の熱に浮かされた、蕩けた表情。

「光忠さん……、口付け、して……」
「うん……」

愛らしく口付けを強請る一期に、彼をそっと仰向けに押し倒す。
そっと唇に触れるだけの口付けをし、そっと抱きしめた。
一期も燭台切の髪に指を絡め、何度も口付けを強請った。
優しく燭台切は、一期の涙に濡れた目尻に口付けを落とす。
口付けの合間に、布が擦れる音が一期の耳に入った。

「光忠、さ……」

濡れそぼった秘所に触れた、同じく濡れた熱いもの。
燭台切は猛った自身を秘所に当て少し押し込むと、一期は先端をくぷりと呑み込む。
その感触は気持ちよく、燭台切は焦らすように浅い所を抜き差しする。
燭台切自身からこぼれる露と、一期の秘所から零れる愛液が絡み、くちゅくちゅと卑猥な音を立てた。

「や、ぁん、光忠さ……!焦らさないでぇ……」
 
熱を求めて疼く奥に、貴方のその猛々しいもので突いて。
求めるように一期の腰が揺れ、燭台切の熱を求めた。
燭台切はそのままゆっくりと、己の欲望を一期の秘所へと押し込んだ。

「はっ……あッあぁっ……!熱、……熱い……!」

指とは比較にならない圧迫感と、熱さ。
燭台切が丁寧に慣らしてくれたからか、痛みは全く感じなかった。
一期を今支配するのは、脳髄に走る蕩けるような快感と甘い痺れ。
その強すぎる快感に一期の瞳から生理的な涙が再度零れ、必死に目の前の燭台切にしがみついた。
燭台切は始めゆっくりと確認しながら奥へと押し進めていたが、一期を落ち着かせようと優しく口付けをする。

「……大丈夫かい?一期くん……」

根元まで入ったのを確認した燭台切は、一期の髪を優しく撫でる。
涙で濡れた眼を燭台切に向ける一期は大丈夫です、と小さく言った。

「光忠さんの……大きくて……、熱い……」

眼を閉じ、燭台切の胸に抱かれながら自分の胎内にある愛しい人の熱を感じる。
感じようとしたその時にきゅ、とナカを締め付けたらしくそれだけで一期は小さく喘いだ。

「一期くん……動いて、いい?」
「はい……」

燭台切をもっと奥に感じようと、甘く絡み付いてくる一期の腔内。
そんな淫らな一期の蜜穴に、燭台切は自身をゆっくりと律動を開始する。
燭台切自身は一期の敏感な腔内を擦りながら、一気に抜かれては中へ深々と突き刺さる。
ギリギリまで抜かれては一気に押し込められる。
突き上げられる内に、一期の中にある、とある場所を掠めた。

「ひゃあ!……あ、ソコ……駄目、です……!!ぁあ、あっ、あ!」
「……ここ、だよね。一期くんの気持ちいい所……」
「あ、だめぇ……ソコばっかり……!! あ、ぅ、あン……あっぁ、らめえっ、あっ!」

一期の悲鳴というには甘すぎる嬌声。
燭台切が一期の身体を揺さぶる度に、一期の汗ばむ体が激しく揺れる。
燭台切は本能のまま、淫らな蜜を溢れさせる一期の蜜穴を何度も突き上げる。
先端が柔らかな内壁を抉り、ずちゃずちゃといやらしい音を立てた。

「あっ!あああッッ!…はぁあッ…!はぁあん……」

激しく燭台切が腰を動かす度、肌のぶつかる音と粘着質な水音が響く。
感じる所を集中的に攻められ、一期はどんどん追い詰められるのを感じた。
意識が白みがかってきて、何も考えられなくなる。
それが怖くて、目の前の燭台切に力いっぱい抱き付いた。
その一期の行動に、ふいに燭台切の動きが止まり、静かに声をかけられる。

「一期くん、どうしたの……?」
 
優しく問いかけてくれる。
その声が泣きたくなるほど優しくて、嬉しくて、涙が溢れた。

「……怖いんです。……幸せすぎて」

幸せを感じると、怖くなる。
燃えた記憶が心の傷になっている一期は、ずっとその傷を抱えている。
幸せを感じる度に、心のどこかであの炎を思い出す。
自分は、まだ、あの炎に囚われているのだと。
頭の中が真っ白になって、熱と快楽に支配される自分が怖い。
何も分からなくなる事が、一番怖い。
自分が、自分では無くなるようで。
そんな自分が怖いけれど、でも燭台切の温もりが欲しくて。
矛盾している、と思いつつも涙が溢れて止まらない。

「一期くん」

顔を上げると、大好きな燭台切の顔があった。
彼が見せる優しい表情が大好きだった。
燭台切は、そっと右目に付けていた眼帯を外す。
燭台切のその行動に、一期は驚いていた。
彼は、その眼帯を外す事を強く嫌がり拒否していたから。
眼帯を外したその右目は、火傷痕が生々しく残っていた。
その火傷痕に、心の奥に眠る炎の恐怖が蘇る。 

「一期くんが、自分を見失ったとしても、炎の悪夢に魘されたとしても……。絶対に僕が連れ戻す。僕は、ずっと君の傍にいる」
「光忠さん……」

燭台切も、焼かれた記憶を持っていると言っていた。
でも、彼は火傷痕をあえて残し、炎の記憶に強く抗い克服している。
自分とは違う、強いひと。
同じ記憶を持つ彼だからこそ、愛している彼だからこそ、彼の言葉が嬉しくて。

「だから……僕を、信じて」
「はいっ……」

燭台切のその言葉に、胸が詰まる。
嬉しくて、精一杯抱き付く事しか出来なかった。
優しく頭を撫でてくれる手が、泣きそうなほど暖かくて、心地良い。

「ぁ……んあ!ああ、あっ、アっ……!!」

止まっていた動きが再開される。
もう、怖くない。
もし何も分からなくなっても、自分を見失っても、燭台切が自分を連れ戻してくれる。
燭台切は、ずっと傍にいてくれる。
自分の味方でいてくれる。
それだけは、間違いのない真実だから。
 
「ああ! ァん!あっ、あ……!も、……ぁあ、イく、イくぅ……!」

限界が近い。
快楽の波に身を任せ、終わりがくるのを待つしかない。
燭台切も限界が近いのか、荒い呼吸を繰り返しながら律動を早める。

「……はぁ……はっ!あッ……駄目ッ!……あッ……ふぁッ……ふああっ!……やだッ、イくッ!イく、イっちゃ……!……アッ!ァアアァーーー!」
「……く……!」

限界に達した一期自身が精を吐き出すのと同時に、強く締め付た一期の体内にも燭台切の熱い欲望が叩き込まれる。
荒い呼吸を繰り返しながら、燭台切が一期から離れる。

「……はぁ……はぁ……はぁ……ああ……あ、ふぅん……」

ゆっくりと引き抜かれる感触に、一期はピクリと反応する。
飲み込み切れなかった白い欲望の証は、一期の秘部からとろとろと零れ落ちた。
絶頂の後で肩で息をする一期に、燭台切は額や頬、頬に優しく口付けを落としていく。
 
「光忠、さん……」

舌が回っていないのか、舌足らずな声に愛しさが抑えられない。
一期も燭台切に抱きついたまま、離れようとしなかった。
 
「ごめんね一期くん、無理させちゃった……」
「いいえ……。光忠さんが優しくしてくれたから……、すごく、気持ちよかったです……」

頬を染め嬉しそうに言う一期に、燭台切も微笑む。
掛け替えのない大切な温もりに包まれ、一期の意識がまどろんでいく。
一期自身は大丈夫だと言っているが、やはり想像以上に負担をかけてしまったようだ。
燭台切は申し訳なく思うが、想いを止められない自分にも気付いていた。
疲れからか、眠そうな一期を布団に寝かせ、手拭いで汚れた身体を拭ってやった。

「寝てていいよ。大丈夫、僕はずっと傍にいるから」
「はい……」

自分の意識が落ちる前に、燭台切にこれだけは伝えたい。
大好きで、大切な彼に伝えたい自分の想い。

「光忠さん……ありがとう……。愛してます……」
「っ……!」

燭台切が驚いて一期を見た時には、既に一期の意識は無く。
燭台切は顔を赤くし、右手で顔を覆う。
苦笑したように溜息を付き、穏やかに眠る一期を見た。

「一期くん、そんな可愛い事言うの反則だよ……。本当に……君には敵わないな」

そのまま、眠る可愛い恋人の頬に優しく口付けを落とした。
 
「もう、離さない。愛してるよ、一期くん」


* 終 *




 関連もくじ一覧 ▼ 
総もくじ 3kaku_s_L.png ■ 刀剣乱舞 短編
総もくじ 3kaku_s_L.png ■ 刀剣乱舞 長編
総もくじ 3kaku_s_L.png ■ 戦国無双
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png ■ 【必読】About
総もくじ  3kaku_s_L.png ■ 刀剣乱舞 短編
総もくじ  3kaku_s_L.png ■ 刀剣乱舞 長編
総もくじ  3kaku_s_L.png ■ 戦国無双
もくじ  3kaku_s_L.png ■ オフライン
【【燭一】風邪の特効薬】へ  【【燭一】瑠璃(ラピスラズリ)の残り香】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【【燭一】風邪の特効薬】へ
  • 【【燭一】瑠璃(ラピスラズリ)の残り香】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。